「IF-THENプランニング」を使って、運動嫌いの私がゲームのロード中だけ筋トレする習慣を作った方法

仕事術の私物化

「最近、身体のインフラが老朽化してきたな…」

35歳を過ぎた頃から、そんな危機感を覚えるようになりました。

私は筋肉のない痩せ型。食べても太らず、細身なのが自慢(という名の言い訳)でしたが、基礎代謝が低いせいか、一度体調を崩すと復旧に時間がかかり、寝ても疲れが取れない。健康診断の結果も、危険信号が灯っています。

「健康のために、運動を」

頭では分かっています。しかし、ジムに通うコストも時間も、何より「意志の力(モチベーション)」が圧倒的に足りない。職場では何事も仕組み化するのに、なぜ自分の身体の保守(メンテナンス)は後回しなのか。

そこで私は、大嫌いな運動を「意志の力」に頼らず、大好きなゲームと心理学の最強スキル「IF-THENプランニング」を「結合」させる「生存インフラ私物化プロジェクト」を発動しました。

結果として、運動嫌いの痩せ型35歳が、罪悪感なくゲームを楽しみながら、生存のための最低限の筋肉(インフラ)を維持するシステムを構築できたのです。

【今回私物化するビジネス・心理学スキル】

今回、家庭という現場(自身の身体)に導入(私物化)するスキルは以下の2つです。

1. IF-THENプランニング(イフ・ゼン・プランニング)

「もし(IF)Aが起きたら、B(THEN)をする」と予め決めておく最強の習慣化テクニック。

2. マイクロ・ワークアウト(プチ筋トレ)

数秒〜数分で終わる、超短時間の運動。

この2つを組み合わせることで、「よし、今から筋トレするぞ!」という高い心理的ハードル(認知負荷)をゼロにし、日常の行動を運動のトリガーへと「私物化」します。

【なぜ35歳の運動嫌いに「ゲーム×IF-THEN」が効くのか?】

なぜ、運動嫌いの痩せ型パパに、このシステムが完璧にフィットするのでしょうか?

「意志の力」を使わない(脳のバグを利用)

痩せ型の運動嫌いにとって、「運動する」という決断は、システム全体の処理能力(意志の力)を大量に消費する重いタスクです。IF-THENプランニングは、「ゲームのロード画面」という外部イベント(トリガー)に、筋トレという行動を「自動処理(バッチ処理)」として埋め込むため、思考せずに行動を誘発します。

「ゲームのロード時間」という死に時間(無駄時間)の有効活用

ゲーマーにとって、ロード時間は「待つしかない無駄な時間」です。これを筋トレという「生産的な時間」に「私物化」することで、罪悪感(ロードが長くてイライラする)をなくし、逆に「ロードが長いほど、俺は健康になる!」というポジティブなマインドに変換します。

運動嫌いだからこそ「ちょっと」でいい(インフラの最低限維持)

運動嫌いの初心者に、ジムでの高負荷トレーニングや、毎日の過酷なランニングは必要ありません。まずは「生存のための最低限の筋肉」を維持し、代謝を少し上げ、疲れにくい身体を作るだけで十分なROI(体調改善効果)を感じられます。ロード中という「短時間(マイクロ・ワークアウト)」が、継続のハードルを下げます。

【実録・我が家の「ゲーム・ロード・ワークアウト」運用マニュアル】

では、実際に私がどのようにゲームのロード時間を筋トレに「私物化」しているか、具体的なフローをご紹介します。

1. 「IF-THENプランニング」のデプロイ(脳内コードの書き換え)

ゲームを始める前に、脳内に以下の「私物化コード」をデプロイします。

IF(もし): ゲームのロード画面(Now Loading…)が表示されたら。

THEN(その時): 画面が切り替わるまで、その場で「プチ筋トレ」をする。

2. 運動嫌いパパ向け「プチ筋トレ」メニュー

ロード時間の長さに合わせて、いくつかのマイクロ・ワークアウトを選択します。

  • ロードが短い時(〜15秒):壁ドン・腕立て

運動嫌いのパパは、床での腕立てはきつくて続きません。壁を使い、負荷を軽くした腕立て(ウォールプッシュアップ)をします。これなら、10回もやればロードは終わります。

  • ロードが長い時(15秒〜):スクワット

最も効率よく筋肉(下半身)を鍛えられる王道です。ロードが長い時に最適です。

  • ロードがとても長い時(30秒〜):プランク

体幹を鍛えて腰痛予防。ロードがとても長い時に最適です。

3. WIP制限(仕掛かり制限)と即時終了の徹底

ここが最も重要です。「画面が切り替わったら、筋トレは即終了してゲームに戻る」というWIP(Work In Progress)制限を設けます。

「ロードが終わっても、あと10回だけ…」と頑張ってはいけません。それでは「筋トレがメイン」になってしまい、運動嫌いの心は折れます。あくまで「ゲームのロード中だけ」というWIP制限が、大嫌いな筋トレを継続させるための「セキュリティプロトコル」なのです。

【これぞ正しい私物化】

IF-THENプランニングやマイクロ・ワークアウトは、決してアスリートやビジネスエリートが自己研鑽するためだけにあるのではありません。

35歳を過ぎた運動嫌いの痩せ型パパが、愛するゲームの「死に時間(ロード時間)」を「生存のための身体保守(プチ筋トレ)」に「私物化」し、健康的な身体で長くゲームを楽しみ続けるためにあるのです。

ビジネスの現場で培った「仕組み化」の技術を、自身の「身体というハードウェア」の保守のために惜しみなく投入する。これこそが「正しい私物化」です。

あなたも今夜、ゲームのコントローラーを握る前に、「If ロード中, Then プチ筋トレ」という「私物化コード」を脳内にデプロイしてみませんか?

 

と、言いつつも、最近はストレッチポールに寝転がるだけ、という筋トレ以下のことをしていたりします。

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